あなたがゲストハウスにはじめて泊まったのはいつですか?ゲストハウスプレス編集長ニシムラはゲストハウスがゲストハウスって名前じゃなかった頃からのヘビーユーザーなんだそうです。編集部カリンが旅人歴が長い編集長にあらためて「ゲストハウスの歴史や魅力」について聞いてみました!
ゲストハウスの歴史と人気の理由
カリン:よろしくお願いします。早速ですが、編集長が初めてゲストハウスに泊まったのは何年前ですか?
編集長:やだなあ~年がばれる〜(笑)昔は素泊まりの宿をすべてゲストハウスといったわけじゃなく、何がゲストハウスか?という定義が難しいので、厳密に「ここが初!」と言えないのですが、日本で初めてゲストハウスを名乗った(?)沖縄那覇にある「月光荘」に泊まった2000年代初め頃かな。
カリン:そうなんですね。海外ではゲストハウスに泊まった経験があったんですか?
編集長:東南アジアでゲストハウスと呼ばれる安宿に泊まって旅をしてました。当時の安宿ドミトリーは盗難など治安面で不安があったので個室ばかりでしたが、家庭的な雰囲気や旅人同士で自然に話をしたりする雰囲気が好きで。初めて沖縄でゲストハウスの存在を知った時は、「日本にもこんな宿ができたんだ!」と感動したのを覚えてます。
カリン:今では日本でもゲストハウスは当たり前の存在になっていますが、20年前くらいからというのは知りませんでした。ところで海外のゲストハウスは安宿のイメージがありますが、日本にあるゲストハウスって、お洒落なところが多い気がします。
編集長:最初は沖縄と京都などの有名観光地で、安く泊まれる手段としてのゲストハウスが発展してきたんですね。今のようなオシャレで女子が喜ぶようなすてきなゲストハウスが増えてきたのは2010年以降、ここ10年くらいの動向だと思います。
ちなみに海外でもここ数年オシャレなゲストハウスめちゃ増えていますよ!名称的にはブティックホステルとかポシュテル(Poshtel)などと呼んだりするようですが。
海外から派生して発生した日本のゲストハウス
カリン:今では日本でもゲストハウスは当たり前の存在になっていますが、20年前くらいからというのは知りませんでした。ところで海外のゲストハウスは安宿のイメージがありますが、日本にあるゲストハウスって、お洒落なところが多い気がします。
編集長:最初は沖縄と京都などの有名観光地で、安く泊まれる手段としてのゲストハウスが発展してきたんですね。今のようなオシャレで女子が喜ぶようなすてきなゲストハウスが増えてきたのは2010年以降、ここ10年くらいの動向だと思います。
ちなみに海外でもここ数年オシャレなゲストハウスめちゃ増えていますよ!名称的にはブティックホステルとかポシュテル(Poshtel)などと呼んだりするようですが。
カリン:日本でゲストハウスを開業したオーナーさんたちも、海外でゲストハウスに泊まった経験がある方が多いのでしょうか?
編集長:ゲストハウス黎明期に立ち上げたオーナーは、もともと外国人対応を考えている宿という経緯もあり、英語が話せることも重要な要素。それに自分たちが海外で旅をしたりシェアハウスで住んだりした経験がある人が多く、それを日本に持ち込んで既存の民家などを改装して小さくはじめる人が多かったんです。
女子が泊まりたくなるゲストハウスが増えて裾野が広がる
カリン:確かに、古民家を再生したゲストハウスは多いですよね。
編集長はゲストハウスが人気であるポイントは何だと思いますか?
編集長:やっぱり女性でも泊まってみたいと思える雰囲気のあるゲストハウスが増えたことじゃないかなと。なんでも成功する業態は女子ウケが大事なポイント。きれいでかわいくて、泊まれるカフェのようなイメージがゲストハウスにできたこと、しかも普通のホテルの何分の1という、とってもリーズナブルな価格で泊まれるのも人気の理由のひとつですね。
カリン:確かに、ドライフラワーが飾ってあったり、トイレの内装も可愛かったりするとテンションが上がります。
編集長:人気の宿は、掃除も行き届いていて清潔感がある。大げさな経費をかけず、古い建物を自分たちでリノベーションしたりして工夫していますね。
カリン:安さのわりにサービスの質が高いというお得感があるのもゲストハウスの魅力のひとつですね。
〜後編に続く。後編では、初めてのゲストハウス旅を楽しむコツ・最近のゲストハウスでのエピソード・編集長が考えるゲストハウスの魅力について語ります。