山梨県山中湖村・宿ホトリニテ周辺の
魅力的な場所やことがらをご紹介します
山梨県、富士五湖のひとつ山中湖。ホトリニテはその湖畔に建つ木造一部三階建てのユニークな宿。富士五湖周辺には魅力ある観光スポットが多数ありますが、その中でも特におすすめの場所や体験してほしい4つのことがらをご紹介します。
1. 忍野八海で外国人観光客とともに
青く澄んだ水に感動し、お土産屋さん巡りを楽しむ
忍野八海(おしのはっかい)は、富士山の雪解け水が地下の溶岩の間で約20年の歳月をかけて湧水となって出てくるという湧水池です。付近に池が点在していますが、中でも涌池は、忍野八海の中で一番賑やかな通りに面し、池に隣接してなんとも懐かしいようなお土産屋さんが立ち並び、現在は中国人などアジアからの団体観光客の定番観光コースになっている賑やかな場所。
富士の霊峰をバックにした神秘的な湧水の景観と、周辺のちょっぴり俗っぽいギャップが、逆になんとも懐かしいようなこれぞ日本というような、不思議な気分になります。ホトリニテからは、バスか宿のレンタサイクルで巡るのがおすすめです。近くのさかな公園と富士湧水の里水族館もあわせてどうぞ!渡辺うどん(※3参照)も近隣にあります。
2. テッポウギの頭(明神山)からの富士山ビューを楽しむ
富士山鑑賞のベストスポットは数あれど、ホトリニテ高村さんがオススメする富士山のベストビュースポットは、鉄砲木ノ頭という不思議な名前がつけられている場所。明神山という山の頂上です。バス停「三国山ハイキングコース入口」から歩いて30分、まずは車でもアクセス可能なパノラマ台に到着。
パノラマ台からの富士山と山中湖の景色もまた、多くのカメラマンが訪れる素晴らしい眺望ですが、そこから急坂を登ること40分。標高1291mの鉄砲木ノ頭にたどり着きます。山頂には諏訪神社奥宮が祀られており、広く平坦な山頂で最高の景色を眺めながらのんびりお弁当を食べるのが最高!だそうです。体力に自信がある方は是非。
3. 山梨グルメのひとつ、吉田うどんとほうとうを食べ歩く
山梨はなぜか麺もののオリジナリティ溢れている食べ物が多いですね。その中でも富士五湖エリアでよく食されている吉田うどんは、富士吉田市内だけで専門店が60軒以上あり、地元民のソウルフードと言えるでしょう。強いコシで噛めば噛むほど味のある極太麺と、具はキャベツと馬肉、醤油と味噌の合わせスープが特徴です。
忍野八海近くにある渡辺うどんは、そんな中でもホトリニテ高村さんが一押しのお店。当然のように自家製麺、その日の麺が終わったら営業終了、場所もわかりづらい、と極めて難易度の高い店ですが、あっさりしたスープと具、極太麺に自家製辛味を載せて食べるうどんはまさに絶品です。
また、数多くあるほうとうのお店でも、ホトリニテから徒歩圏内の大豊で食べる「塩ほうとう」は、柚子胡椒の風味とあいまって、こちらも旨い!他にもたくさんの吉田うどん・ほうとうの名店が揃うエリアなので、食べ歩きには最適です。
4. ホトリニテライブラリーの蔵書を読みふける
一番簡単に出来そうで、もしかしたらこの中で最も難しいかもしれないこと。それが、宿の中で時間を過ごすこと。観光スポットも数ある富士五湖エリアですが、そこを敢えてホトリニテのライブラリーに置かれてある雑誌や本をじっくり読む時間にしてみてはいかがでしょうか?
ガラス越しに中庭の緑を楽しみながら、宿のセルフドリンクコーナーで美味しいドリップコーヒーをつくって、小上がりスペースになっている畳の上で気になる本を読んだり、写真集を眺めたりする時間は、どこかに出かけるよりもこの土地の印象を深くしてくれるかもしれません。
また、ライブラリー内には、ホトリニテ高村さんがセレクトした日本全国から取り寄せた醤油の小瓶や、グラスや手ぬぐいなど極上のグッズも展示してあります。ライブラリー内のものは古書含め購入も可能なので、ストーリーの続きを家に持ち帰って楽しむこともできます。