フリーペーパー17号目は
静岡県熱海市 Guesthouse MARUYA特集
隔月発行のフリーペーパー版ゲストハウスプレス。8月末よりお届けしている最新17号目は、静岡県熱海市にある「guest house MARUYA(ゲストハウスマルヤ)」です。マルヤは熱海駅から徒歩15分、熱海銀座商店街の中にある元パチンコ屋をフルリノベーションしてできたゲストハウスです。
歴史が残る商店街であたらしい熱海を味わいつくす
熱海は歴史の古い温泉街。昭和30〜40年代、その栄華をふるった熱海ですが、近年は旅行形態の変化もあり、元気のない状態が続いていました。
MARUYAは、そんななか、まちの元気を取り戻したいと、熱海出身の市来広一郎さんが、数々の事業を手がけるなか、満を持してつくりあげたゲストハウスです。
オーナー市来広一郎さん・マネージャー渡辺さんにお話をお聞きしました
インタビューは市来さんのお話を中心に、現場を預かるマネージャーの渡辺大記さんにもお話をお聞きしています。ゲストハウスができるキッカケとなった「リノベーションスクール」のことや、どうしてUターンをしようと決めたのか?など、さまざまな市来さんの思いに迫りました。
熱海のまちで、都会の人の暮らしと日常をよりよくしたい
市来さんは、ご自身が一度熱海を離れて戻ってきたUターン者ということ、東京という大都会からほどよく離れた距離という地の利を活かして、このゲストハウスという装置だけでなく、いろいろな構想や目標をお持ちのようです。
その軸となる思いは、「もっと熱海はよくなる」「都会の人に人間味溢れる熱海のまちで元気になってもらいたい」ということ。フリーペーパーではそんなお話もご紹介しています。
全国約80ヶ所のゲストハウス等で配布しています
フリーペーパーは、全国約80ヶ所のゲストハウスや、カフェ・ブックショップ・コワーキングスペース等に設置配布をしています。
あなたのお気に入りのゲストハウスのラウンジにも置いてあるでしょうか? 確実にお手元で読みたい!という方は、ゲストハウスプレスのサポーター登録をしていただくと、バックナンバーを含む最新号を特典としてお送りしています。ぜひこの機会にサポーターになってください。
「リノベーションスクール」の紹介がある書籍
MARUYAは、全国で最近活発に行われている「リノベーションスクール」の取り組みのひとつとして取り上げられ、具現化したプロジェクトでもあります。
上記の書籍には、熱海の事例は取り上げられていませんが、北九州のTanga TableやMARUYAといったゲストハウスや、コワーキングスペース・カフェなど、地方の古い物件をビルオーナーと、プロジェクト推進チームがコラボレーションし、新会社をつくり、ひとつのプロジェクトを推進していくやり方は、最近の地方のゲストハウスのつくり方のひとつのお手本になるかもしれません。
グリーンズの学校「ゲストハウスプロデュースクラス」
編集長西村が企画およびファシリテーターとして関わっている、Webマガジンgreenz.jp から派生したグリーンズの学校。その1クラスとしてゲストハウスをこれからつくりたい・地域に根付いた場づくりをしたい人たのための「ゲストハウスプロデュースクラス」を開催しています。
1泊2日の合宿スタイルで開催しているこのクラスの舞台も、こちらguest house MARUYA。次回の開催は今冬を予定しています。興味がある方はぜひこちらのWEBおよびFacebookページをチェックしておいてくださいね。ご参加お待ちしています!