あなたは旅は遠くに出かけるもの！と思っていませんか？家から近くても、いつもと違う場所で過ごして泊まればそれは立派な旅のひとつ。
仕事が終わって自宅に帰らず、ゲストハウスにチェックイン。近くでスタッフおすすめの食事処で夕食を食べたりクイッと乾杯したり。そんな新しい気軽な近場の旅を楽しんでみませんか？
ネイバーフッドステイ〜近所に泊まろう〜では気軽に泊まれる都会のまちにあるゲストハウスを厳選してご紹介。第1弾連載は大阪中心の関西エリア。近くの人は新たな楽しみ方として、遠方在住の方はよき宿選びの選択肢としてお楽しみください。
リノベホステルの先駆者的存在！HOSTEL 64 OSAKA
第1回目にご紹介するのはHOSTEL 64 OSAKA（ホステルロクヨンオオサカ：以下ロクヨン）です。
こちらは大阪市西区、ミナミ・心斎橋やなんば駅まで2駅と至近ながら、静かな住宅、オフィス街の中にある1964年築のレトロビルをリノベーションしたゲストハウスです。
アートアンドクラフトという主に不動産、建築リノベーションを扱うデザイン事務所がリノベーションし、運営も担っています。言わばデザインホステルの走りともいえるエポックメイキングな宿のひとつで、2010年に開業しました。
もともとは倉庫と社員寮だったという4階建てのビルを「ホテルほど堅苦しくない、自宅で過ごすような感覚」で提供、個性的な和室や洋室のほか、セミシングルと呼んでいるドミトリーもあります。
マネージャーの田端亮介さんにお話をお聞きしました！
ここは大阪市内でも繁華街から少し外れた静かなエリアで、
最近こそエアビー民泊なども増え、近隣にゲストハウスも増えた周辺ですが、オープン当初はまだまだ外国人ゲストが珍しい時期。ビルをまるごとカッコよくリノベーションしてコンバーション（用途変更）する手法も、ほとんどなかったため、建築雑誌等でそれを見た海外からのゲストがわざわざロクヨンに見学しに来ることもあったそう。
ロクヨンでは、宿泊客だけではなく、地元の人もふらっと遊びにきたりしてもらいたいと、ヨガやネイルの出張出店があったり、浴衣レンタルもできる浴衣デイを設けるなど、多彩なイベントも行っています。ゲストやスタッフの友人など、関西で活躍するアーティストやショップとつながり、広く世界に紹介する開かれた存在でありたい、と語ってくれました。
もともとが大阪のデザイン会社ということもあり、田端さんはじめスタッフのみなさんがとてもスタイリッシュ！かつ大阪らしい親しみやすくて温かい雰囲気で迎えてくれるのがうれしい。
ドミトリーでも個室でもないセミプライベートシングルが最高！
この春、ドミトリールームがさらに使いやすくリデザインされ、セミプライベートシングルという名称になりました。以前よりここのドミトリーは二段ベッドやカプセルタイプではなく、のれんを利用したプライベート感のある空間でしたが、リニューアルされた空間は、さらにそれが強化され、内装も一新されました。
ベッドや小物置き場まできちんとデザインされた空間は、さすがリノベーションが得意なデザイン会社！と感心するオシャレ度。長年の経験もあり、ハンガーの位置やスーツケース置き場など、細かい要望にもきちんと応えていて、上辺だけのオシャレさではないところが好印象です。
大阪市内に在住・通勤のはじめての「近所泊」に！
ロクヨンがある大阪市西区は、靭公園や南船場などのセレクトショップやレストランの名店が多いエリアにも近いです。が、周りはオフィス＆住宅街で治安もよく夜はとても静か。
スタッフ総出で作成したというーロクヨンおすすめのオリジナル地図「Hangout Osaka」を見ながらあちこちディープ大阪を体験するのも楽しいです。
ホステルロクヨンは内容も見た目もクールなデザインホステル。大阪市内在勤の人は、ここに泊まって大阪の夜を旅人っぽく過ごし、ここから出勤してみてください。すごくおもしろい非日常体験が待っていますよ。あなたも「近所泊」の体験を。ぜひ！
Check Point 現地に行ったらここをチェック！
古いビルって、わりと謎の部分にすごくこだわり部分があったりします。このビルの場合、階段の手すりがなんとも素敵なんです。共有リビングスペースのバーコーナーの昭和歌謡？キャバレー風意匠も個人的にはとても「オオサカ」を感じます。ぜひ現地でチェックしてみてくださいね。
〒〒550-0013 大阪市西区新町３−11−20
料金：セミプライベートシングル3,500円〜 個室6,000円〜
TEL ：06-6556-6586 （8：00〜13：00，15：00〜23：00 ）
Webサイトhttp://hostel64.com
大阪のFM局 FM802 BEAT EXPO とコラボ中！
木曜週末Doiする？〜滞在近所
FM802 BEAT EXPO木曜日のコーナー「週末Doiする？〜滞在近所」とコラボしています。
DJ土井コマキさんが「ここはオススメ！」と発掘してきたすてきな場所を紹介するコーナーで月に1回「滞在近所」コーナーとしてゲストハウスプレスと連動してご紹介しています。
コマキさんが現地で一番反応していたのが、ホステル階段の手すり！階段の踊り場に合わせた絶妙なR（カーブの角度）がたまりません。ピカピカつるつるで、今ならこんな凝ったカーブの手すりはない！と感動してました。さらに謎の全自動シャワーブース！？こちらはぜひ現地で確かめてみてくださいね。
FM802 BEAT EXPO公式サイトはこちら
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Guestehouse PressフリーペーパーVol.15にも登場！
フリーペーパー版Guesthouse Press Vol.15でHOSTEL 64 OSAKAの特集をしています。
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